うぐいすのねごと

主にポケモンに関する、うぐいすのねごとです

【USUMs16スペシャルレート使用構築】この素晴らしい芸術に祝福を!~おいわいバトン~【最高1851最終1844 23位】

どうも、鳥です。

 

 

 

【ごあいさつ】

 

最終19位&ボスラッシュ13位という、まさに夢のような結果となったs15を終え...

 

warbler-p.hatenablog.jp

s16は何使おうかなー,,,とか考えていたそのとき。 

今期のスペレのルールを聞きました。

使用率30位以上になったことのあるポケモンは使えない...?(確かおおよそこんなルール)

 

ということは...ミミッキュおらんやん!

 

脳みそが鶏サイズの僕は、もともと積み展開を好んで使っていました。

一度積んでしまえば何も考えず火力で押していくだけなので頭が悪くても使えるからです笑

が、ミミッキュの登場により積みエースは簡単に止められてしまうようになり、僕も対面構築を使うことが多くなりました。

 

そんなミミッキュがいないのであれば、のびのびと積みギミック構築が使えます。

 

さて、遠い昔話になりますがORASs13のこと。

レートに潜るようになってから半年程度でしょうか。

僕を2100まで連れて行ってくれたポケモンがいます。

 

†いびきサーナイト

 

僕が考案したポケモンではなく、いつも通りパクリなのですがレートに潜り始めて1800で燻り続けていた僕をいきなり2100まで連れて行ってくれたこのポケモンには今でも愛着があります(しかしその後1年以上2000にすら乗れず、過去の栄光に苦しむ日々が続きました汗)

 

そんないびきサーナイトですが、ミミッキュの登場はもちろん、守り神のフィールドのせいで「眠る」が使えなくなるなど様々な向かい風を受け7世代では全く使っていませんでした。

 

しかし!今回のスペレでなら使えるのでは...?

 

ところが、まだ問題が。

このサーナイトバシャーモで加速とビルドをバトンして使うのですがバシャーモなんて便利なポケモンはもちろん使えません。

 

バトン役といえばペンドラーもいますが、なんかこう...スマートじゃないと言いますか。

結局シングルの息抜きにやる競技だと思っていたので、使ってて楽しい構築がいいなぁとか。

 

芸術点の高いバトン役...おらんかなぁ...

 

warbler-p.hatenablog.jp

 

おるやん!

 

【構築経緯】

 

①使いたかったので†いびきサーナイト†をとりあえず採用。

②バトン役として、「芸術点」「ロマン点」「びっくり点」が満点であるおいわいブラッキーを採用。

 

おいわいブラッキーとは...ポケセンで...

 

のくだりは大体のおいわいバトンの記事に書いてあるので今回は省略。

過去記事見てください。

 

③s8で使っていた構築で採用されており、そのまま使えそうなバトンエースのスイクン、起点づくりのウツロイドを採用。

 

④同じくバトンエースとして優秀なフシギバナ...は使えなかったので草タイプで強そうだったカプ・ブルルを採用。

 

⑤なぜかスペレに参戦しているオニゴーリが相変わらず憎いので、ミラータイプがつかえるポケモンで倒そう→ラティアス強そうじゃない?採用。

 

⑥これでしばらく回してみると...チャーレムのねこバレパンやミミロップの猫膝でウツロイドが倒されるとブラッキーも膝で打ち抜かれてそのまま負けることが発覚。

この環境ではウツロイドは適任ではないとわかりました。

 

そこで、格闘に強くてどくびしが使えて、呪いで自主退場までできるデスカーンを採用。トリルも絡めてトリッキーな動きで安全にバトンをすることを目指しました。

 

するとウツロイドが抜けたせいか相手の飛行タイプが重くなりました。

 

⑦岩タイプで再生回復が使えてバトンエースになれるポケモン...しかも足が速い...

そんな欲張りポケモン...

 

プテラ...は羽休めが使えるなぁ...かたい爪で攻撃力もある...。でも耐久に振らないと流石に受けれないだろうし..でもそうするとSが..。

 

無振りメガプテラのS...170!?

 

4振ればウツロイドまで抜けるじゃん。神か...。

 

というわけで世にも奇妙なHAプテラ、採用。

 フェアリー技が使えないせいか、範囲が狭く正直微妙だったブルルを解雇。

 

⑧ 起点づくりデスカーン、悪くないけど行動回数が限られすぎてて使いにくい...どくびしを撒けなくてもいいから頑丈やタスキ、疾風の翼をはがしたい...。

自主退場+sダウン+ステロができるポケモン....。岩タイプは格闘に弱いからダメ。自主退場のときに相手の攻撃も下げれたらいいな..。

 

あ、ユクシーだ。

採用。

 

こうしてパーティが完成しました。

 

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(構築タイトルは「この素晴らしい世界に祝福を!」の二期OVAより。

広く(?)浅くって感じの楽しみ方をしているので映画は行かないと思います。)

【パーティメンバー紹介】

サーナイト

ぽけっとふぁんくしょん!

メガサーナイト@メガストーン(フェアリースキン・ずぶとい)
175(252)-94( )-110(116)-185( )-155( )-138(140)
アシストパワー/いびき/めいそう/ねむる

 

マスコット枠?

 

アシパが刺さりそうだけど状態異常が怖いとき、悪タイプのポケモンがいるときに選出しました。

 

眠るをした後に、まさかいびきが飛んでくると思う人は少ないようで、眠るを見せると物理高火力のポケモンに交代されることが多くありました。

女の子の寝こみを襲おうとする不健全な輩達をいびきでわからせました。

 

火力については

・おいわいバトン アシストパワー(威力120 特攻+1)

H振りアシレーヌ 73.7%~87.1%

 

とイマイチな気がしますがこのあと瞑想を1回積むと

・おいわいバトン アシストパワー(威力160 特攻+2)

H振りアシレーヌ 131.5~154.5%

 

と倍ぐらいに跳ね上がるので殆どのポケモンを葬り去る火力となります。

火力厨なのでシビれますね。

 

いびきについては特攻+2で控えめ252振りハイパーボイスと同程度の火力と言えばイメージしやすいでしょうか?

 

アシパ2体もいらなかったし別のポケモンでよかった

 

ブラッキー

ぽけっとふぁんくしょん!

ブラッキー@ノーマルZ(シンクロ・ようき)
201(244)-85( )-138(60)-72( )-150( )-122(204)
イカサマ/おいわい/ちょうはつ/バトンタッチ

 

ブラッキー、実はバトレボ時代から呪いしっぺ型や欠伸まもるねがいごと型など色々とよく使っているのですが、もう周りにはすっかり「うぐいすの使うブラッキーといえばおいわい」と思われていそうです。

 

カプ系やミミッキュが居ないのに何故か多いフェアリー、そしてメジャーなフェアリーが消えたせいか沢山いた格闘タイプ、どちらとも苦手なはずですがブラッキーのスペックと起点作り要員の力でほぼ全ての試合でエースに能力上昇を引き継げていました。

 

おいわい、イカサマ、バトンタッチは確定かな、と個人的には考えてます。

挑発とみがわりについては滅び対策で挑発の方が優先度が高いと感じます。

(アシレーヌ多かったので)

 

調整は通常シングルで使っていたものと同様。スぺレ用に調整しなおす必要は特に感じませんでした。

 

ヌケニン入り以外の構築にはほぼ全て選出したと思います。今回も本当にお疲れ様でした。

 

スイクン

ぽけっとふぁんくしょん!

スイクン@カゴのみ(プレッシャー・ずぶとい)
207(252)-85( )-151(20)-110( )-135( )-135(236)
ねっとう/めいそう/ねむる/ねごと

 

パーティの中で唯一、通常シングルでも活躍していたエースポケモン

 

他のエースに比べると火力に乏しく、ハメ切れると確信しない限りは選出しなかったので選出率は低めでした。

 

途中からどくびしによる補助は受けられなくなってしまいましたが、通常シングルでも活躍できる圧倒的な防御力で、選出できた際は安定した働きをしてくれました。

 

また、受け構築に対してプレッシャーと眠るでppを枯らしてからエースを通していく動きが出来る点も優秀でした。

そのときには眠ってる間、寝言は押さずppを節約します。

 

相変わらず熱湯の温度が39℃ぐらいで火傷させることがほぼ無かったのですが、また一緒に戦えて嬉しかったです。

 

ラティアス 

 

ぽけっとふぁんくしょん!

メガラティアス@メガストーン(ふゆう・おだやか)
187(252)-108( )-140( )-160( )-214(196)-138(60)
アシストパワー/めいそう/じこさいせい/ミラータイプ

悪タイプがいない、ミラータイプと合わせて麻痺、毒になることが無いと判断した際に選出しました。本構築のエースポケモンの中では選出率1位。

 

同じアシストパワー使いのサーナイトと比較した際に、物理耐久もそこまで低くない点をより評価していました。

 

ミラータイプは、いつもの「オニゴーリだけは56す」という信念のもと、どくびしと合わせて遊び半分に採用していた技でした笑

(オニゴーリ全然いなかった)

 

しかし、耐性を変化させてサーナイトなどの本来受けることの難しいポケモンを起点にしたり、状態異常をすかしたりと対オニゴーリ以外にも使用する場面が多かったため、最後まで使用しました。

 

おまけ

ジバコイルをミラータイプするとタイプ:電気鋼、特性:浮遊という要塞(耐性優秀&毒麻痺無効!)が完成するため、この状態を「完全体」と呼んではしゃいでいました。

 

プテラ

ぽけっとふぁんくしょん!

メガプテラ@メガストーン(かたいツメ・いじっぱり)
187(252)-172(252)-85( )-72( )-95( )-151(4)
そらをとぶいわなだれ/じしん/はねやすめ

 

世にも奇妙なHAプテラ

構築経緯でも説明しましたが、岩タイプ、速い、再生技持ちということで採用しました。

 

おいわいバトンを繋ぐと見た目以上に耐久値があるため、羽休めをしながら戦うことができます。

 

・控えめジャラランガブレイジングソウルビート

おいわい後通常プテラに65.7~77.5% 

・おいわい後メガプテラそらをとぶ

Z後ジャラランガに124~148%

 

なのでブラッキージャラランガが対面してしまっても大丈夫です

 

燕返しではなく、空を飛ぶを採用しているのはジャラランガを確定で落とせるから。

相手の追い風ギミックなどのターンを稼げるオシャレ技でもあります。

 

エースの中で唯一、ヌケニンに有効打を持つためヤミヌケに対しては選出していました(しかし火力が足りない)

その際にpp合戦になるのですが、「プレッシャーだったら…」と思うことが何度もあったので緊張感ではなくプレッシャーの方が良いと感じました。

(緊張感が有効に働いたであろう場面はほぼなく、また回復木の実を持っているようなポケモンに対してはメガシンカしないと火力が足りないと思います。イバン持ちを読めるなら強いかも)

 

環境の変化のせいか、終盤は選出することは少なかったです。

 

ユクシー

ぽけっとふぁんくしょん!

ユクシー@メンタルハーブ(ふゆう・わんぱく)
182(252)-95( )-200(252)-85( )-151(4)-115( )
おきみやげ/でんじは/ステルスロックイカサマ

 

メロンパン

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ユクシー...似てません?

 

格闘に対する耐性、ある程度の素早さ、置き土産とステロ持ちという点を評価しての採用。

 

起点作りユクシーというと欠伸を使用する場面がほとんですが、ブラッキーはおいわいZの能力上昇込みであれば弱点であろうと耐えてくれるのでより確実な電磁波を採用しました。

 

襷や頑丈を引っぺがすステロ、より安全にバトンする&自主退場技としての置き土産。

物理アタッカーや低耐久ポケモンの身代わりを許さず、威力の底上げに努力値を必要としないイカサマ。

 

イカサマがあっても挑発されると動きが制限されてしまうため、もちものはメンタルハーブを持たせました。これにより...

 

相手が上から挑発→ユクシー電磁波→先制おきみやげ

 

のように動くことが出来ます。

 

 

 

【選出】

サンプル:30戦

ブラッキー...100%

ユクシー...97%

ラティアス...53%

サーナイト...20%

スイクン...17%

プテラ...13%

 

ユクシーブラッキー@1です。

 

・@ラティアス

基本的にはラティアスを選出することを考えます。

ミラータイプやブラッキーの挑発を合わせても毒か麻痺を貰いそうなとき(火傷は大丈夫)、悪タイプがいるとき(出てこない自信があるなら別)は選出できません。

 

・@サーナイト

ラティアスが選出できないときはサーナイトが選出できるかを考えます。

物理高火力ポケモンがいるとバトンの際に落ちてしまう恐れがあるのでその場合は選出できません。

 

・@スイクン

ラティもサナも選出できないときはスイクン先生にお願いしましょう。

ジワジワ戦っていく関係で1撃で落としにいくことは少ないのでユクシーで無理にステロを撒く必要はありません。

 

・@プテラ

よっぽど通ってる時だけしか出番が回ってきません泣

 

変則的な選出としては、

・受け構築に対してユクシーを外しスイクンでpp勝負をしかけにいく選出

 ・ユクシーが仕事ができなさそうな相手にスイクンかメガなしプテラを投げる選出

 

があります。

 

【被選出】

 サンプルが少なく、また序盤のものですが参考程度に...

サンプル数:30戦

 

フェローチェ...80%

アシレーヌ...67%

ラティオス...60%

カプ・ブルル...60%

エンテイ...60%

ウツロイド...57%

ジバコイル...50%

ベトベトン亜...50%

シャンデラ...50%

ポリゴンZ...43%

ジャラランガ...40%

クレセリア...33%

フーディン...33%

ラグラージ...29%

ヘラクロス...17%

カイロス...16%

ホルード...0%

ファイアロー...0%

 

 【重たいポケモン・並び】

●高火力虫ポケモン

ユクシーブラッキーともに抜群を取られるためユクシーが出オチすると辛くなる。

 

ジュペッタ

エースポケモンは搦手を使わず直接殴っていくため、道連れがつらい。

他2匹のイカサマでの対処を心掛けました。

 

イカサマに耐性のある、又はAが高くないみがわりもち

ユクシーが身代わりされると何もできなくなるため

 

●ヤミヌケ

エースたちが軒並みヌケニンに打点を持たないため

 

【結果と感想】

 

ルールが発表された直後からすぐに「おいわいを使おう!」と考えて構築を組みました。

シーズン序盤に通話窓に誘われ入ってみると名前を聞いたことのある有名な方ばかり。「こんなところに入れてもらってよいのだろうか...」と思いましたね。

そんな通話窓の方から刺激を受けながらも、僕の構築は再戦に弱い構築であるため、無闇に潜らないように気をつけました。

中盤までに1750ロムを2つ作った後、しばらくはシングルに注力。

 

最終日3日前くらいから最後の追い込みをして...

 

メインロム...TN Warbler 最高1851 最終1844 23位

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サブロム...TN ひばり 最高1770

 

ORAS時代にお世話になったいびきサーナイトを再び使うことができ結果もついてきたので嬉しかったです.(シングルが全く伸びなかったのでホッとしています)

負け試合は、初手の身代わり持ち、急所被弾と「アシレーヌ?まぁ滅びはないでしょw」といった舐めプをする以外は本当に少なかったと記憶しています。

メインロムについては勝率も高く、少ない試合数で勝ち数を稼げたことは構築の完成度が高かったことを意味してるのかなー、なんて思っています。

 

しかし、試合数の少なさはプレイヤーの経験値の低さでもあり、最終日の朝にマンタインミラーコートを忘れていて最高レート更新を逃すなど勉強不足は否めませんでした。

 

s16スペレ、バトレボ時代の「マイナー使い」であった頃を思い出せる本当に楽しいルールでした。純粋に対戦を楽しいと思えましたね...通常シングルは正直ストレスの方が溜まります笑

 

終わりに、

 ビードロの皆

話を聞いてくれたリアルの友人の皆さま

スぺレ通話窓の皆さま

おいわい窓の皆さま

そして対戦相手の皆さま

 

ありがとうございました!

 

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以上で記事を終わらせて頂きます。

コメント、質問などは

Twitter→うぐいす@ @Riza_HB

までよろしくお願いいたします!

 

長い時間お付き合いいただきありがとうございました!

 

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